フェアトレードと、オーガニックと、エシカルと。

Blog, Dortmund, Germany, Life, Murmur

 

今回は少し長いです・・・・・(*´I`*)v

ドルトムントのWestfalenhallenで開催されていた、フェアトレードのメッセ2013に潜入してきました。

またやっちゃった、重いカメラ持って行っておきながら、メモリーカードを忘れる失態・・・・。

もう何度涙を呑んできた事か・・・・・・・。という訳で携帯から。

最終日の午後でしたが程よく賑わっていました。


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ここで少し、私の思うオーガニック、フェアトレードについて。

日本でもオーガニックという言葉はもちろん知っていたし、オーガニックの方がいい、ぐらいの認識はあったのですが

あまり真剣に考えた事はありませんでした。

というのも、元々私はあまり長生きしたいと考えるタチではなく・・・汗

Nice to meet you!でも書きましたが、明日死んでもいいように生きるというのがモットーなので。

矛盾していると言われなくもないけれど、あまり健康食品や無農薬などに強い興味を抱かなかったのです。

 

けれど、ドイツに来て、当たり前のように存在しているBIO(オーガニック)スーパーマーケットや、普通のスーパーにあるBIO商品の陳列棚、

食物だけではなく環境に優しい洗剤や化粧品を頻繁に目にするようになって、少しずつ少しずつ考えが変わっていきました。

オーガニックやビーガンに積極的なお友達の影響も大きかったと思います。

 

確かに、自分が食べるものについては正直自己責任だし、安い食料を買ってその分かわいいピアスの一つでも買えたら嬉しいかも、と。

でも、そこは実際問題大きな論点ではなかったことを知ったのです。

 

私がまったく無知だったこと。

自分の稼いで支払ったお金がどこへ行っているのかということ。

もし、自分が商品に対し支払ったお金が、農薬まみれの野菜を販売して、

無農薬野菜を一生懸命栽培している農家を苦しめる大会社をハッピーにさせていたら・・・?

(『ムッハッハッハー』と札束で扇いでるイメージ。笑)

もし、自分が商品に対し支払ったお金が、最終的に軍事資金に割り当てられていたら・・・?銃を買うお金として使用されていたら・・・?

 

これが実際見えないところで起こっている事なんですよね。

例えば遺伝子組み換えの野菜を栽培している大会社の隣で農地を売らずに細々と農業を営んでいた方がいたけれど、

隣の巨大な畑から遺伝子組み換えの種子が飛んできてしまったせいで自身の畑が使い物にならなくなり廃業に追い込まれた、とか。

 

いつも買っているコーヒーショップ、実はイスラエル支援企業だった。とか。遺伝子組み換えを応援していた、とか。

 

うわ、そこまで深く考えてなかった!! しまった、と思いました。

それで、少しずつですが世界の仕組みについてもっと知っていかなくちゃいけないな、と思いました。

そして調べてみると意外とすぐにそういった情報が手に入る事もわかってきました。

 

自分たちが苦労して稼いでるお金は、最終的に幸せな形で生産者へ届くほうがいい、と思うようになりました。

そしてそれがどんなに小さな力でも、いつか現代の歪んだ政治社会への小さな叫びが重なって

たくさんの人の思いが通じれば、そのうち、”BIO”なんて

わざわざ付けなくてもそれが当たり前になるような世界になるんじゃないのかな、なんて想像してみたりしました。

だって元々農薬がなかった江戸時代なんかは全てオーガニックだったわけだし。

 

ビオの野菜はドイツでも倍くらい高くて、まだまだあまり手が届かないんだけれど、

お砂糖とか、小麦粉とか、ずっと使えるもので1€も変わらないものなんかから、ちょっとずつ移行させていっています。

(ただ、余談ですが、先日ドイツの記事で通常の野菜をBIOと偽って高値で販売している業者が検挙されたとか・・・、

良心につけこむなんて最低ですが、表示だけを鵜呑みにすればいいという訳でもなさそうです。)

 

で、そこでフェアトレードなんですが。

若い頃はフェアトレードのショップなんか見ても、

フェアトレードって何さ、何がアンフェアトレードなのさ。くらいにしか思ってなかったんですが。ごめんなさい。

簡単に言うと貧困地域との貿易を適正価格且つ継続的に行う、という事なのですが、これもまたあまり実感がありませんでした。

 

ですが先日(いまさら?)『Blood Diamond』(レオナルド ディカプリオ主演)を見てがつんと来ましたね。

ちょうど同じタイミングで読んでいた雑誌に同じくダイアモンド貿易の現況報告レポートがあったので更に。

この映画は、アフリカの貧困地域で貧しい人や子ども達を拉致して川底からダイアモンドをすくい出す劣悪な労働を強いたりする

環境とその告発に乗り出すジャーナリストの姿を描いたものです。

現在はブラッドダイアモンドで描かれている様な直貿ルートは絶たれてきているらしいのですが、

それでも今もインド等を経由して間接貿易という方法によって、世界中に出回っているダイアモンドの90%は

正規のダイアモンドと裏ルートのダイアモンドが混ざってもう出所が分からなくなっているとか。

(キンバリープロセスという証明書はほぼ用を成してない様子)

恐ろしい話ですよね。知らなかった自分を恥ずかしく思いました。

その場ですぐさま相方に

『私の結婚指輪はダイアモンド無しにしてやー!!!』と言ったのは若干短絡的だけど。笑

 

というわけで、前置きが長くなりましたが、フェアトレードに非常に興味を持ち出したタイミングでのメッセを見つけて

大喜びで見に行ってきたと言うわけです。

 

単純に、面白かったです。

ドイツ語がもっと分かればもっと楽しかったんだろうけど、

例えば食肉牛一頭を飼育するのに必要なCO2量、とか、世界の台所、とかの展示もありました。

 

個人でも入場出来るメッセなので(入場料は6-7€程)、販売も行われており、

フェアトレードとはいえ店舗に出る前の卸売り価格のようなものなので、通常より全然お買い得!!

目新しいアイテムはあまり無かったものの、私としては十分に楽しめる内容でした。

タイヤチューブなどの廃材を使ったクラフトコーナー

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缶など廃材利用の雑貨

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そしてこれ!キリマンジャロフード。鶏肉のトマトソース炒めに普通にバナナが入っている・・。美味!!

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ファッションショーも行われていた。

まだまだ、ファッションセンスのレベルが上がってこないといけない感じはしましたが。笑

 

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今は、フェアトレードだけに関わらず、

Ethical Fashion(エシカルファッション)とかConflict Free Jewelry(コンフリクトフリージュエリー)とか、

要するに倫理的で環境保全に貢献していたり道徳上良いとされるファッション、紛争地域で採掘されたものでないジュエリー、という事らしいんですが

こういったSustainable(サスティナブル、持続可能なという意味)なカテゴリーも

徐々にトレンド化されてきているので、このムーブメントを大切に、

しっかり注意深く買い物をする、自分のお金の行方をきちんと考える習慣を身に着けていきたいなと思っています。

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戦利品。(●´з`)

 

そして、友人が、日本でまだまだ知名度の低いエシカルファッションの先駆けとして

ブランドを立ち上げて、可愛くて素敵な商品を次々と生み出しています。

良ければこちらもどうぞ。

http://www.liv-ra.com/

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フェアトレードと、オーガニックと、エシカルと。」への3件のフィードバック

  1. 自分が食べているものが農薬だらけやと思うとぞっとしますね。有機野菜とかやっぱ値段が高いけど自分の体のためやなと思います。。。
    なんかむっちゃ考えさせられました!!

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    1. Kaoriさん、本当ですよね。もっと自分たちがお金を出して買っているものについて意識をしないといけないな、と!安く買えるものにはそれなりの代償が伴うってことですよね。最後まで読んで貰えて嬉しかったです^^

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